土産屋SS

©Otake Saiko,Otake Shoko / DOGO ART 2023

伊織本店

大竹 彩子 + 大竹 笙子

大竹 彩子 + 大竹 笙子SAIKO OTAKE + SHOKO OTAKE

土産屋SS

コンセプト

愛媛県宇和島市で生まれ育った大竹彩子・笙子姉妹。現在はそれぞれアーティストとして作品を制作・発表している。自分達の描いた絵と愛媛で受け継がれてきたものが組み合わさった時、今回の「道後アート2023」のテーマ「アート&クラフト」に挑めるのではないかと考え、「姉妹がお土産屋さんを開いたら…」というコンセプトで制作。今までにご縁があった愛媛のつくり手の方々の力を借りながら、バラエティに富んだ品々を展開する。

大竹 彩子SAIKO OTAKE

アーティスト。1988年生まれ。宇和島市出身。2016年ロンドン芸術大学を卒業後、絵画、写真、壁画制作など東京を拠点に活動。さまざまな場所を訪れ撮影してきた写真本は現在までに15冊出版。

大竹 笙子SHOKO OTAKE

アーティスト。1993年生まれ。宇和島市出身。2017年ロンドン芸術大学テキスタイル学科卒業。日常で目にした情景を版画やドローイングなど様々な技法を用いて具現化する。本の挿画やファッションのテキスタイルにも作品を提供しており、作品集に『DUMBBELL KUMBBELL I,II,III』がある。

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わたしは、わたしの道をゆく

©Phannapast Taychamaythakool×Iyo Mizuhiki Kinpu Cooperative Association / DOGO ART 2023

わたしは、わたしの道をゆく

Phannapast Taychamaythakool
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伊予水引金封協同組合

2021年にオンライン経由でコラボレーションした経験を活かし、次なる大型作品に挑戦。表現、テーマともに“Fabulous”(本事業名「U.F.O.-Unidentified Fabulous Object-」から引用)とはどういった状況かを追求するため、タイチャメールコール氏が大好きなおとぎ話にヒントを求め、イソップ原作の「王さまを欲しがるカエル」を参考にした。原作においてはリーダー頼みで堕落した群衆がやがて神に駆逐される世界が描かれるが、氏は現代らしく、群衆とは「自立した美しき個人のあつまりであるべき」と強調。リーダーには美しく、かつ、道後の物語においては欠かすことのできない白鷺を引用した。さまざまな形の水引細工のパーツをふんだんに使って絵巻物のように表現しつつも、同時に人間社会を鋭く映し出している。

わたしは、わたしの道をゆく

©Phannapast Taychamaythakool×Iyo Mizuhiki Kinpu Cooperative Association / DOGO ART 2023

Phannapast Taychamaythakoolファナパット・タイチャメールコール

アーティスト・イラストレーター
自分自身のストーリーを動物や花などのモチーフを通じて語る、タイのアーティスト・イラストレーター。チュラーロンコーン大学ファッションデザイン専攻を卒業後、Klosetなどのブランドのデザイナーとして勤めながら、アーティストとしての夢を追い続けていた。2017年にグッチの動物モチーフのジュエリーコレクション、「ル マルシェ デ メルヴェイユ」と連動したおとぎ話の本のイラストを手がけたことで、世界にその名が知られるようになり、Instagram、Nestlé 、Bang & Olufsen を含む多くの世界的な有名ブランドに愛用されている。

伊予水引金封協同組合IYO MIZUHIKI KINPU COOPERATIVE ASSOCIATION

紙の生産量で国内トップを誇る四国中央市で、日本の伝統工芸品である水引製品の生産に携わっている企業の集まり。本作品はそこに所属する伝統工芸士たちによって製作。現在、同組合の顧問を務め、組合のオリジナルブランドMIMUSのデザイナーでもある、アーティストの月岡彩(松山市出身/道後オンセナート2014参加)がコーディネーションを担当する。

伊織本店
住所
愛媛県松山市道後湯之町20-21 道後商店街アーケード内
※駐車場はございませんので近隣のパーキングなどをご利用ください。
駐輪場につきましても周辺の駐輪場をご利用ください。
営業時間
観覧時間
09:00 ~ 21:00
※状況に応じて変更あり
店舗HP
https://www.i-ori.jp/shop-info/yunomachi/